最近オール電化住宅が多くなりましたね。
オール電化にすると、
ガス代は掛からないし、
全電化住宅割引という
電気料金もあるので、
ガス代+電気代がかかってしまう
一般的なお宅より得している感は
ありますが、
実はかなり損していることは
知っていますか?
というのは、オール電化の電気代について
ネットで検索していると、
オール電化に切り替えたけど
切替前に比べて変わらない、
むしろ上がったという意見が
かなり多く見られるからです。
逆に、切替前に比べて得している方は
一握りほどしかみられませんでした。
オール電化は得すると思っていただけに
損をしている方が多いことには驚きです!
当サイトをご覧になっている
あなたもきっと切替前より光熱費が高くて
悩んでいることだと思います。
オール電化って得するはずなのに
ナゼ高くなるのでしょうか・・・
掘り下げてみると
やはり、それなりの原因がありました!
次から解説していきます。
オール電化の電気代が高くなっている要因
そもそも、オール電化の電気代が高いと
悲鳴を上げているほとんどは、
切替前と同じ電気の使い方をしている
可能性が大です。
電気を使用する時間帯に問題アリ
切替前は電気使用量は一律なので遠慮なく使っていたと思いますが、オール電化にすると時間帯が関わってきますからそういうわけにはいきません。計画的に使用しなければ、電気代は100%高くなります。
ほとんどの場合、
オール電化にすると深夜料金が安い
「スマートライフプラン」
「夜トクプラン」
に移行します。
このプランにする理由は、
エコキュートの湯沸しを電気代が安い
夜中に行うように設定して
得するパターンです。
確かにエコキュートの場合は
それでよいかもしれません。
では、オール電化の主要機器に位置する
IHクッキングヒーターを使う場合はどうでしょうか?
電気代が安い夜中に
料理ってするのでしょうか。
たまにはあるかもしれないけれど
現実はほとんどありません。
つまり朝昼晩と一番高い電気代の時間帯に
使うことがほとんどです。
これが深夜料金が安いプランに
移行して損をするパターンです。
とはいうものの、ここは避けることが
できないので目をつぶるしかありません。
えぇ!!そんなに?
おトクなナイトプラン昼間料金23.15円で計算すると、IHクッキングヒーター3口(5.4kw)60分使用で125円。125円分のガスを使用するには、なんとコーヒー約700杯分のお湯を沸かせることができます!
電気代の高い時間帯に消費電力の高い
IHを使わざるを得ない・・・
これではエコキュートが安くても意味が
ありません。
これがオール電化の電気代が高くなってしまう一番の要因です。
IHを電気代の安い時間帯に
全く使わないようにすれば
オール電化はお得と断言できますが・・・
ではどうすれば得することができるのでしょうか。
オール電化を今より少しでも安くする3つのチェックポイント
タイマー設定ができる機器を夜間の安い時間帯に設定しておくことが重要です。「エコキュートや電気温水器の給湯」「食器洗乾燥機」「洗濯機」自動でやらせておいて問題のない機器は夜間に済ませておくのが賢いですよ。
オール電化なら太陽光発電は非常にお得です。導入費用は痛手を負うことに変わりありません。しかも年々売電価格が下がってしまっています。しかし、その分太陽光パネルの相場も安くなって年々発電効率も飛躍的に上がっています。元を取る期間は10年かかりません。実は売電価格が高い数年前とほとんど変わっていないのです。オール電化で神経質な一生を過ごすくらいなら思い切って設置した方が気が楽になります。
オール電化の効率化を図るなら
少しでも電気料を安くする
3つのチェックポイントを
お伝えしましたが、
毎月の電気料金明細に顕著に現れるのは、
やはり太陽光発電を導入することです。
最近の太陽光発電は安くなっていますが、
100万円単位の費用がかかるので
高い買い物には変わりありません。
でも、よく考えてみてください。
十年先を考えてみると、どこかで必ず
損益分岐点がやってきて
電気代がプラスに転じる現象が
起こり始めるのです。
このままオール電化一本でいくのか?
それとも太陽光発電を併用していくか?
あなたならどちらにしますか・・・?
これまでに、オール電化で損した電気料金と、
太陽光発電の導入費用の元を取るために
設置費用等の出て行くお金を出来るだけ抑えたいのは言うまでもありません。
対策としては、現在国からの補助金はありませんが、市町村からの補助金が1KW当り数万円で受けられます。
また、設置費用は特に決まりがないので
業者によって差があります。
これには、相見積りで比較して業者を
決めれば後悔はありません。
これを行わず、設置して後悔している方が
かなり多いので必ず相見積りは行うべきだと考えられます。
<相見積で後悔しないためのポイント>優良企業同士との相見積りで比較できること
最低4社は相見積りをとること
見積り内容が不明瞭ではないこと